【次の一手】△7三桂打の局面から学ぶ「小さなコストで得るリターン」

将棋経営塾の松本です!

ご存知のように、将棋は相手と盤上で戦うゲームです。

納得のいく成果を得るには、やっぱりコストはかかりますよね…。

コストと言えば、「お金」「労力」「時間」。

小さなコストで大きなリターンを得る。

そんなことが簡単にできるなら、ビジネスはラクになるだろうと思います。

それが難しいからこそ、

  • 周囲への感謝、
  • 自分磨き、
  • 先に与える精神環境選び、
  • 行動の継続、
  • 健康管理、

などの大切さを日々痛感しています(汗)

みなさんが大切にしていることは何ですか?

効率や要領などが全てじゃないですけど、やっぱり小さなコストでリターンは得たい。

今回は、そんな「投資感覚」を養うための「次の一手」問題をご用意しました!

駒の動かし方しか知らなくても、考えるだけで頭の体操になりますよ。

【難易度】★★★☆☆
【局面】△7三桂打
【ヒント】小さなコストで大きなリターン

解答はこちらをクリック!

【解答】▲6三桂

後手玉は守りの固い「穴熊」囲い。

その攻略のコツは、価値が低い駒(局面によっては、価値が高い低いは変化します)で相手の守り駒(金や銀)を剥がすこと。

そうすることで、穴熊ならではの粘りを阻止することができます。

▲6三桂、△7二金、▲7一金と厳しく迫り、△同金、▲同桂成、△同銀に▲7三角成が決め手となり、△同桂なら▲7一飛成まで。

△同桂ではなく7二の地点に合駒をしても、▲7一飛成に△同銀とは取れずに後手は受け無し。

したがって、この▲6三桂で先手優勢。後手は△7二金打で粘るしかありませんが、持駒を守りに投入した分戦力がダウンするので、先手玉の安全度が増して優勢です。

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