将棋経営塾の松本です!
今回の内容は、△5七馬の局面から、「ビジネスにおける攻守の見極め」について解説しました!
ぜひ棋譜を見て、次の一手を考えてみてください。
【難易度】★★★★☆
【局 面】△5七馬
【ヒント】攻守の見極め
【選択肢】A:▲6一桂成 B:▲8九金
目次
【事例】ビジネスにおける攻守の見極め
以下の3つの事例は、状況をしっかりと見極めてから次の一手を決定することの重要性を示しています。
新製品のタイミング
ある中小企業が新しい製品を市場に投入しようとしていましたが、競合他社が同様の製品をすでに販売していることが判明しました。
急いで市場に出すよりも、製品の差別化と品質向上に時間をかけることを選びました。数ヶ月後、改良版を発売した際に高評価を得て、競合製品に対抗することができました。
イベントの中止とオンライン移行
小規模イベント企画会社が、大規模な対面イベントを計画していたが、予期せぬ事情で中止せざるを得なくなりました。
イベントをキャンセルする代わりに、オンライン形式で実施することを決定し、参加者に対して価値を提供し続けることができました。
この柔軟な対応により、顧客からの信頼を得て、次のイベントでのリピート参加者も増加しました。
海外市場進出の見送り
中小企業が海外市場への進出を計画していましたが、現地の市場調査を進める中で、競争が激化していることに気付きました。
無理に進出を強行せず、市場環境が整うまで待つことを選び、現地パートナーとの関係構築に力を入れました。
その後、市場が安定したタイミングで進出し、成功を収めました。
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【解答】A:▲6一桂成
ここはしっかりと読みを入れて、Aの▲6一桂成が正解です。
△7九馬には▲同金、△同竜からバラされてから、8七に銀がいるためギリギリ詰みません。
自玉の安全を読み切った上で相手に「詰めろ」をかけることで、精神的にも有利な局面にすることができます。