将棋経営塾の松本です!
今回の内容は、△5七歩の局面から、「イノベーションリーダーシップ」について解説しました!
ぜひ棋譜を見て、次の一手を考えてみてください。
【難易度】★★☆☆☆
【局面】△5七歩
【ヒント】ブレイクスルーした社員は非常に優秀
【事例】イノベーションリーダーシップ
ある企業の製品開発部門に所属する社員が、新しい製品ラインの開発プロジェクトを率いました。
彼は従来の製品とは異なるアプローチを採用し、市場でのニーズに合致する革新的な製品のコンセプトを提案。
彼のリーダーシップのもと、チームは迅速にプロトタイプを開発し、市場テストを行いました。
その結果、新製品は市場で大きな成功を収め、企業の収益と市場シェアを大幅に増加させる事に成功。
彼のイノベーションリーダーシップは、企業全体に革新的な文化を浸透させ、競争力を高めることに貢献しました。
ただし、当然ながら困難もありました。
社員からの抵抗と反対
新しいアイデアやアプローチを導入することは、既存のプロセスや慣習に対する抵抗や反対を招くことがあります。
特に組織内の文化や権限の構造が変更される場合、一部の人々は変化を受け入れることに消極的であり、社員がその抵抗に対処する必要があります。
リソースと時間の制約
新しいプロジェクトやイノベーションを推進するには、追加のリソースや時間が必要となる場合があります。
しかし、組織内の予算や時間枠の制約がある場合、これらのリソースを確保することが難しい場合があり、折衝や修正も必要になります。
失敗とリスク
新しいアイデアや製品を導入することは、リスクを伴います。
成功する可能性がある一方で、失敗する可能性もあります。
失敗は組織や個人の評判に影響を与えることがあり、社員はそのリスクを認識し、適切に管理する必要があります。
チームの調整とコミュニケーション
イノベーションを推進するためには、チーム全体が同じ目標に向かって協力し、効果的にコミュニケーションを取ることが重要です。
しかし、異なる意見や優先順位、コミュニケーションスタイルを持つチームメンバーがいる場合、調整やコミュニケーションの課題が発生する可能性があります。
その場合、優れたリーダーシップやコーチ的なアプローチが重要になります。
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【解答】▲5一歩成
相手が△5七歩と垂らしてきた局面だが、こちらの▲5一歩成のブレイクスルーの方が早い。
「と金は金と同じで金以上」という格言があるように、と金は金と同じ動きで戦力は同じでも、取られても歩に戻るので、捨てたり交換したりしやすい分、金よりも価値がある。
以下、△7一金、▲5二と金、△5八歩成、▲5三と金、△6九と金、▲7一竜から詰み。