将棋経営塾の松本です!
今回の内容は、▲7九銀の局面から、「万全を期して勝利を目指す」について解説しました!
ぜひ棋譜を見て、次の一手を考えてみてください。
【難易度】★★★☆☆
【局面】▲7九銀
【ヒント】万全を期して勝利を目指す
目次
【事例】あるメーカーの新製品発売
あるメーカーは、新しいランニングシューズの発売直前でも最終テストと改良を続けました。市場での成功がほぼ確実視されていたにも関わらず、最後の段階まで素材の改良やデザインの微調整を行いました。
結果として、製品は発売後に多くの賞賛を受け、消費者の期待を超えるパフォーマンスを実現しました。
また、ある携帯メーカーは新製品の発表直前まで、徹底的に製品の細部を検証し、改良を重ねました。市場の期待が高まっている中でも、さらなるテストを行い、発表後に起こりうる不具合や問題点を事前に排除しました。
この結果、製品は高評価を得て、発売後のトラブルも最小限に抑えられ、ブランドの信頼性を高めました。
勝利が目前であっても、最後まで細心の注意を払って準備を怠らないことの重要性が明確にわかります。
この姿勢が、持続的な成功と高い顧客満足度を生み出す鍵となります。
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【解答】△8五飛
後手が▲7九銀として、「割打ちの銀」で攻めてきた局面。
△7八飛と丁寧に対処する手もありそうですが、ここは△8五飛と逃げる方が有力です。
理由は、8筋に飛車がいることで守りにもなり、先手は入玉目前で、次の△8三歩成が相手にとっては相当つらい一手になるからです。また、4五歩の拠点を守り、▲4四桂を狙うこともできます。
こう言った局面では、まずは相手の「寄せ」が届かない形を素早く築き上げることで、絶対的な勝利を手にすることができます。