【次の一手】▲3七桂の局面から考える「手工芸品店のSNS広告活用」

将棋経営塾の松本です!

今回の内容は、▲3七桂の局面から、「手工芸品店のSNS広告活用」について解説しました!

ぜひ棋譜を見て、次の一手を考えてみてください。

【難易度】★★★★☆
【局 面】▲3七桂
【ヒント】大技を決めるための投資

目次

【事例】手工芸品店のSNS広告活用

背景

ある小規模な手工芸品店は、主に地元の店舗で手作りのアクセサリーやインテリア雑貨を販売していました。

売上の多くはリピーターや口コミに依存していましたが、新規顧客の獲得が課題でした。

問題

地元市場だけでは顧客層が限られており、売上の拡大が難しいと感じていました。

そこで、オンラインでの知名度を上げ、広範な顧客層にアプローチする方法を模索していました。

戦略

店舗のオーナーはSNS広告が有効であると考え、少額の予算を使ってSNS広告をテスト運用することにしました。

具体的には、FacebookとInstagramを活用しました。

実施手順

その
広告予算の設定

初期予算として月額500ドルを設定。これは無理のない範囲で、効果を見ながら調整可能な額でした。

その
ターゲットの絞り込み

ターゲット層として、手工芸品や手作りアクセサリーに興味を持つ25~45歳の女性を設定しました。また、地元だけでなく全国的なターゲットに広告を配信しました。

その
クリエイティブの作成

プロのデザイナーを雇わず、自社で手作りの商品の写真を撮影し、簡単な広告クリエイティブを作成しました。

商品の特徴やストーリーを伝えることに重点を置きました。

その
広告のテスト運用

複数の広告バリエーションを作成し、どのクリエイティブが最も効果的かをA/Bテストしました。

異なるメッセージやビジュアルを使って反応を見ました。

その
データの分析と最適化

広告キャンペーンの結果を毎週分析し、クリック率やコンバージョン率を評価しました。

効果の高い広告に予算を集中させ、効果の低い広告は修正または停止しました。

結果

  • 初期のテスト運用で特定の広告が高い効果を示し、新規顧客からのオンライン注文が増加しました。
  • テスト運用を通じて、月々の売上が安定的に増加しました。1年後には、オンライン売上が全体の売上の30%を占めるようになりました。
  • 広告のROIが非常に高く、少額の投資が大きなリターンをもたらすことを実証しました。
解答はこちらをクリック!

【解答】△7五歩

今回は珍しく後手番目線の問題。

まずは、△7五歩と突き捨てる。▲同歩(▲同銀は△9九角成で後手優勢。)に対してさらに△8六歩と突き捨てる。

そして、▲同歩に対して△6六角とバッサリ切る。

▲同金、△8六飛で十字飛車(8九桂と6六金の両取り)が決まり、後手に技あり。

もし先手が7五歩を取らなければ、次に△7六歩と取り込んで、△7七歩成を見て後手十分。

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