将棋経営塾の松本です!
今回の内容は、△4四角の局面から、「社員の多様性を活かす」」について解説しました!
ぜひ棋譜を見て、次の一手を考えてみてください。
【難易度】★★★☆☆
【局 面】△4四角
【選択肢】A:▲5五銀 B:▲4六角
【ヒント】先入観を捨てる
【事例】社員の多様性を活かす
異文化交流のアイデア
この事例は、先入観を捨て、社員の多様性を積極的に活かすことで、新たなビジネスチャンスを見つけ、成功を収めた好例です。
他の中小企業もこのアプローチを参考にすることで、多様性をビジネスの強みに変えることができます。
背景
外食チェーンが外国人労働者を雇用することが増える中、多くの企業は文化や言語の違いから彼らの力を十分に活用できていませんでした。
しかし、ある外食チェーンは、この先入観を打ち破り、外国人スタッフの文化的背景を積極的に取り入れることで、ビジネスの成長を図りました。
具体的な取り組み
各国の料理を提供することで、多様な顧客層をターゲットにしました。例えば、イタリア人スタッフのレシピを基にした本格的なパスタやピザ、インド人スタッフのスパイスを活かしたカレーなどをメニューに追加しました。
定期的に各国の文化を紹介するイベントを開催しました。例えば、中国の春節やメキシコの死者の日など、その国特有の文化や伝統を紹介することで、顧客に新しい体験を提供しました。
これにより、リピーターが増え、イベントの度に多くの新規顧客が訪れるようになりました。
全スタッフを対象に異文化理解のための教育プログラムを実施しました。これにより、コミュニケーションの壁が低くなり、チームワークが向上しました。
また、外国人スタッフ自身も、自分たちの文化が尊重されていると感じ、職場への忠誠心が高まりました。
店舗やウェブサイト、メニューに多言語対応を取り入れました。
特に、主要な観光地にある店舗では、英語、中国語、スペイン語などでの案内を充実させ、観光客にも親しみやすい環境を整えました。
顧客からのフィードバックを積極的に収集し、多国籍メニューやサービスの改善に役立てました。
例えば、ある国の料理が人気だった場合、その国の料理フェアを開催するなど、顧客の声を反映した柔軟な対応を行いました。
成果
これらの取り組みにより、多国籍の魅力が評価され、売上が大幅に向上しました。また、従業員のモチベーションもアップし、職場全体の雰囲気が良くなりました。
特に、異文化イベントは地域社会からの注目を集め、メディアにも取り上げられることが増え、ブランドの認知度が向上しました。
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【解答】B:▲4六角
Aの▲5五銀とすると、相手の大駒の両取りで技をかけることができるので、一見良いように感じますが、△同角、▲同歩、△3四飛で、△3九飛成を受けづらくなります。
したがって、Bの▲4六角が正解です。
ここは相手の飛車を働かせないようにしつつ、自分の大駒を働かせる指し方が理想的です。
飛車取りなので、後手は△6二飛や△7四飛と逃げるくらいですが、▲9一角成で香車を取りながら馬をつくることができるので、後手よりも駒の働き度合いがかなり良い状態で優勢です。