将棋経営塾の松本です!
今回の内容は、▲1五角の局面から、「コピー商品への対策」について解説しました!
ぜひ棋譜を見て、次の一手を考えてみてください。
【難易度】★★☆☆☆
【局 面】▲1五角
【ヒント】正しいリスク回避
目次
【事例】コピー商品への対策
背景
人気商品を展開する消費財メーカーが、低価格のコピー商品が市場に出回ったことによって、売上に打撃を受けました。これに対する価格競争は利益を削るリスクがありました。
対応
ブランドの強化と独自技術の活用によって、オリジナル商品の価値を強調しました。
また、商品の差別化を図るためにパッケージデザインを一新し、品質保証や特許技術をアピールすることで、消費者に「安物買いの銭失い」を避けるよう促しました。
この事例は、ライバルからの先制攻撃をうまく回避し、その攻撃を無効化するための戦略的な対応を示しています。
解答はこちらをクリック!
【解答】△6八玉
王手を回避しなければならない局面ですが、△3七銀は失敗です。手数をかけてせっかく前線に出した攻め駒を自陣に戻すのは悔しいロスです。
ここは△6八玉として、手順に居玉を避けながら、後手からの先制攻撃を回避する一手がピッタリです。