将棋で磨かれる15のビジネス力【論理的思考力】

今回は、将棋で磨かれる15のビジネス力「論理的思考力」について解説していきます。

論理的思考力と言うと、少し難しく感じるかもしれませんが、これはビジネスにおいて非常に重要なスキルです。

論理的思考力とは?

論理的思考力とは、物事を計画的に進め、目標達成に向けてしっかりとした理由を持って行動する力です。

将棋と関連付けて説明すると、自分が一手を指すと、それに対して相手がどう反応するかを予測し、さらにその次の手を考えるという「3手の読み」が基本です。

このように、常に先を見据えた思考の積み重ねが論理的思考力の本質となります。

逆算思考とビジネスの関係

逆算する思考も、論理的思考力の一部です。

例えば、ビジネスにおいて「2024年の事業計画でこの目標を達成するためには、何をすべきか?」と考える際、目標から逆算して必要なステップを計画することが求められます。

このような思考は、行き当たりばったりのアプローチを避け、計画的に目標に向かって進むために非常に重要です。

経営者やビジネスパーソンに必要な論理的思考力

経営者やマネージャー層、リーダー層、さらには一般の社員に至るまで、論理的思考力は必要不可欠です。

例えば、お客様へのプレゼンテーションや商談で、自分がどう話し、相手がどう反応するかを考え、その次にどのように対応するかを準備することは、まさに3手の読みの連続です。

論理的思考力がなければ、プレゼン内容が支離滅裂になり、相手にうまく伝わりません。

また、リーダーとしてチームを統率するためにも、論理的思考力は重要です。

部下たちがいる中で、行き当たりばったりの指示を出すと、当然チームは混乱し、統率力も失われます。

論理的思考力が伴っていないと、最終的には失敗に繋がることになります。

詰将棋で論理的思考力を鍛える

将棋で論理的思考力を鍛える方法の一つに「詰将棋」があります。

詰将棋は、最終的に王を詰めるための問題であり、その過程で逆算して考える力が養われます。

例えば、「なんでこの位置に歩があるんだろう?」と疑問に思うことがあるかもしれませんが、それには必ず意味があり、その歩を使って最終的に王を詰めるための手が見つかるのです。

羽生善治九段も「詰将棋は逆算から考えるとよい」と言っており、最終的に王を詰めるための一連の手順を考えることで、論理的思考力が自然と鍛えられます。

論理的思考力と将棋の相性

将棋を通じて論理的思考力を鍛えることは、ビジネスにおいても非常に役立ちます。

将棋では、局面ごとに最善策を考え、A案、B案、C案と複数の選択肢を検討します。

ビジネスでも同様に、施策を打つ際に、顧客や市場の反応を考慮し、最適なプランを選びます。

このような論理的な準備が、成功に繋がるのです。

将棋経営塾が提唱する「15のビジネス力」の一つである論理的思考力は、経営者にとって非常に重要なスキルです。

この力を鍛えるためには、将棋を通じて論理的思考を磨くことが効果的です。

まとめ

今回は、将棋で磨かれる15のビジネス力「論理的思考力」について解説しました。

論理的思考力は、ビジネスにおいて不可欠なスキルであり、将棋を通じて自然と身につけることができます。

将棋の「3手の読み」や詰将棋を活用して、論理的思考力を鍛えましょう。

それが、ビジネスの成功に繋がる鍵となります。

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